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2012年8月24日 (金)

コトリって知ってますか? ~橿原市愛宕祭り~

本日、橿原市八木町で行われる愛宕祭りに行ってきました。

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 数十年前の子供の頃に、一度行っただけの祭りなのですが、民家の一部をパビリオン化して個人が趣向を凝らし、神事に因んだ展示(立山<造り山>と呼びます)をするという――

 子供ごころに、町全体が、遊園地かお化け屋敷(失礼?)みたいで、とても楽しかった記憶があります。

 ポスターでおわかりのように、23、24、25日の三日連続で行われる、夏祭りのトリを飾るお祭りです。

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 今日は中日(なかび)なので、人の混み具合も、出し物の練られ具合?も丁度よいのではないかと勝手に決めて出かけたのですが――

 出し物はともかく、人混みはハンパじゃありませんでした。↓

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 そもそも愛宕祭りは、愛宕信仰に依っています。

 その名のとおり、もとは京都の愛宕神社中心の信仰なのですが、やがて火難除けの神として全国的に信仰されるようになったといいます。

 大和では、八木が一番盛んなのだそうです。

 
 今回、一番眼をひいた立山が、「神武東征」でした。鳥が上下に動くというギミック付きです↓

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 人混みをかきわけ、屋台群をぬけ、近鉄線を越えたところに、二番目に気にいった立山を見つけました。↓

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井上陽水の「少年時代」をBGMに、美しい花火が点滅し、その下を模型の列車が走る造詣です。

 同じ道を戻って、屋台を冷やかしつつ(たこ焼き焼きに余念のないお姉さん)↓、

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 今度は、盆踊り大会が開かれている小学校に向かいます。

 途中みかけた屋台「サメ釣り」には、なぜか、ひときわ人が集まっていました。

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 一見グロテスクなサメのオモチャをのぞく子供の表情が良いですね。
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 途中にあった「関西大学八木ラボ」の立山は、ケミカル・ライト(祭りで子供達が腕に巻くアレです)を多数使用して、幻想的な空間の創出に成功していました。
 

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 しかし、さすがに300年を越える祭りの歴史を持つ町です。

 リフォームされた家々が多いとはいえ、まだしっかりと古い町並みと昔ながらの店舗が残っていて、通りを歩くだけで、なんだか、ほんわりとしたノスタルジアに浸ることができました――



 と、ここで今回のタイトルなのですが、皆さんは「コトリ」ってご存じですか?

 わたしドモが子供のころ、祖母から、
「夜遅くまで出歩いていると、コトリに捕まって、遠くへ売り飛ばされるよ」
などと、脅かされたものです。

 幼かったわたしは、そのコトリというものが、どういうモノかはわからないものの、なんとなく「鳥の恰好をした怪人」が「子供を抱えて、空に飛んでいく」ようなイメージを持っていました。

 長じて、といってもほんの少し大きくなっただけですが、コトリが「子捕り」で、子供を誘拐して角兵衛獅子(かくべえじし:今の若い人にはわからないでしょうか?)や曲芸団に人身売買する誘拐犯であることを知り、イメージ上の彼のスタイルも、鳥の怪人から怪しい覆面をした男に格下げ?されたのです。



 さて、今夜の話ですが、八木の通りを歩いて、わたしはトンデモナイものを見つけてしまったのです。
 

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 コトリ屋さんを。

 もちろん、子捕りではなく、コト鳥を扱うお店なのでしょうが……

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                 大和カナリア輸出協会事務所……


 つい、店内を覗(のぞ)いてしまうと、店内ではしっかり鳥たちがさえずっていました。↓

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                     本当の小鳥屋さんだ!




その他、巨大な下駄が置かれた下駄屋さんとか……

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 懐かしい感じの店を眺めつつ、終点の小学校盆踊り会場の屋台も冷やかして――

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お肉屋さんのコロッケを買って帰ってきました。

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 奈良県大和八木愛宕まつりは、明日も開かれます。

 お近くにお住まいの方、あるいは「以前に行ったことがあるけれど最近は行っていない」という方も、お暇なら「この夏最後の祭り」へ、浴衣でも着て出かけられてはいかがでしょうか?

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コメント

8月25日 私も愛宕祭りに行って来ました。なぜなら、ちょうど私の実家の前の通りが露店で賑わうからです。
久しぶりに行きましたが、昔の盛況ぶりと比べるとずいぶんさみしくなりました。それでも一時中断直後のお祭りと比べたら、華やかさが戻ってきて、大人になった今でもウキウキします。
メイン会場の小学校は私の母校です。小鳥屋さん、下駄屋さん、お肉やさんの前を毎日通って通っていました。
我が町のお祭りを紹介して下さって、ありがとうございます。

投稿: 仲野典子 | 2012年8月27日 (月) 21時03分

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