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2012年8月 7日 (火)

「知りたがり屋」のロボットCURIOSITYを着地させたのは彼だ!

 昨日書いた、ロボットルンバとも関係しますが、NASAが昨年11月に打ち上げた「火星探査ロケット」が、昨日午後2時過ぎに、無事火星に到着し、火星探査ロボットCURIOSITY(キュリオシティ)が、火星の大地をCURIOSITY(好奇心)を持って、探索しはじめました。

 おそらく、皆さんも、オリンピックの合間のニュース映像でご覧になったことでしょう。

 実のところ、わたしは、このCURIOSITY(長いので以下キューちゃんと表記)が、無事火星に降り立つとは思っていませんでした。

 前回までの火星探査ロボットは、重量が軽かったため、例の「空気ボールに包まれて地上に激突型着地」(そもそも着地といえるのでしょうか?それは)でしたが、今回のキューちゃんは1トン近く、いかに火星の重力が地球の三割程度しかないとしても、とてもボールに包んで地上にぶつかるわけにはいきません。

 そこで、「音速の4倍程度の速さ」で大気圏に突入後、キューちゃんはパラシュートを開き、その後、キューちゃんをぶら下げた着地ロケットが危うくバランスをとりながらロケットを噴射し、時速3,4キロまで速度を落として、キューちゃんを地上に降ろす(スカイ・クレーン方式)――というのですが、ハヤブサでもあれほど苦労した超々遠隔操作で、人間が慣れ親しんだ地球重力で操作してもオスプレイのように墜落することのある垂直着陸操作を行うなんて、正気の沙汰ではないと思っていたのです。

 しかし、NASAはやった。やり遂げました。

 
                                           参考映像

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 しかし……この映像、まるで、あれじゃないですか……ガメラ!

 CG動画でみても、よい感じですね。

 本来なら、もっと安易な方法、パラシュートを極端に大きくし、ロボットを包む緩衝材を巨大にして、衝撃を分散させるなどして着陸させることもできたと思いますが、彼らは、あえてこんな方法を採った。


 あるいは、こういった思い切ったチャレンジを行う方が、成功率が高いという判断だったのかもしれません。

 安全策に向かいすぎると「却って失敗する」こともあるでしょうから。

 もちろん、火星の弱い重力があってこその着地方法だと思います。

 おそらく地球上では無理でしょう。


 今後、この方法を嚆矢(こうし)として、次回からはこういった着陸方法を続けていくのか、今回の奇跡性に恐れをなして(奇跡は何度も続きませんから)、次回から、もっと手堅い方法に変更するのか?

 今後数年にわたって続けられる調査結果とともに、好奇心(CURIOSITY)をもって見守っていきたいと思います。


 本当に素晴らしい着地でした。

 欲をいうと、CG画像だけでも、ガメラのように激しく回転しながら飛び去って行って欲しかったですね。

 それに、呼称もスカイ・クレーンではなく「GAMMERA・SYSTEM」と名付けて欲しかったなぁ。いや「GAMMERLA」の方がぴったりの気分かな?(GAMERAと書くと、ゲームラになりそうだし)

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