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2012年6月 9日 (土)

リアル・スティールが教えてくれた ハンバーガーでは「ない」小さなロバ

 映画「リアル・スティール」は、このブログでも取り上げたことがありますが、なかなか面白い映画でした。
 佳作映画の常で、自分の知らないことを、直接ではなくてもいろいろ教えてくれるからです。
 良い映画・小説とは、なにがしか教養小説(映画)の側面があるものなのですね。
 で、「リアル・スティール」が何を教えてくれたかというと……
 作品の中で、初めて父チャーリーが息子マックスとロボット・ボクシングに出かけ、惨敗(ざんぱい)を喫したあとで、チャーリーがマックスに紙袋をわたしていいます。
「ハラが減ってるだろ、食え」
「なんなの?」
「ハンバーガーだ」
「嫌い」
「ガキのくせにかぁ?まあいい、オレが食う。これを飲んどけ」
 マックスは、父親のバカみたいな戦い方、先を見ない愚かな生活にがっかりしているのですね。
 そして、ハンバーガーの代わりに飲まされた炭酸飲料で胸が悪くなったマックスは、気分なおしのために父親と廃材置き場に忍び込み、スパーリング・ロボット、アトムと運命的な出会いを果たします。
 そのアトムと、乗り気でないチャーリーと共にマックスはボクシング場に向かい、結局、アトムは最低ランクの「動物園」(実際に廃動物園)とよばれる場所で試合をすることになります。
 その直後。
「闘わせてみればすぐに(アトムが強いと)わかるよ」とマックス。
「そうか、おまえは運がいい、明日の午後、『動物園』という素敵な場所で闘わせてやる」
「やった!」
「それで一巻のおわり」
 そういって、チャーリーは息子に紙袋を渡します。
「ハンバーガーは嫌いだって言っただろ」
 チャーリーは袋を取り上げ、口で袋を咬み開けていいます。
「ブリトーだ!」
 これです。
 ブリトー!確かに聞いたことがある。
 なんとなく、初めてニューヨークに行った時にマクドナルドで売っていた「ファヒータ」に似た感じのする記憶が(ファヒータって結局日本では未発売ですね。去年ニューヨークに行った時には見かけなかったし――消えた?)。
 韓国のピンデット(緑豆でつくったチヂミ)みたいな印象のある食べ物だったような……
 そう思って調べてみると、発音から分かるように、やはりメキシコ料理でした。
 トウモロコシの粉の薄焼き「トルティーヤ」で具材をつつんだベトナムの生春巻きみたいなものですね(あっちはライス・ペーパーを使いますが)。
 スペイン語で「小さなロバ」を意味するブリトーですが、その由来は、ロバの耳に似ているからとも、ロバの背中に積む巻いた毛布に似ているからともいわれています。
 そして、今、日本では、コンビニエンス・ストアの定番となりつつある勢いのようです。
 それで、わたしも名前ぐらいは知っていたのでしょう。
 コンビニエンス・ストアには、ほとんど行かないので、詳しくは知らなかったのです。
 しかし、気になる。
 そこで、本日、近隣の公園に菖蒲を見学にでかけたついでに、駐車場近くのセブンイレブンに寄って探すとありました。

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 ネットで調べたものより、ずいぶん小ぶりですが確かにブリトー。
 封を切って引っ張り出すと台紙ごと出てきます。
 こんな感じですね↓。

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 手でちぎって食べてみました。

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 お店のお兄さんが、備え付けの電子レンジで温めてくれたので熱々です。
 チーズの風味が強く、たいへんおいしい!
 これで、わたしもブリトー(ブリートともいう)体験者。
 今度は、トルティーヤを使って、自分で巻いて食べてみようと思います。
 考えてみると、今日、久しぶりに電子レンジで温めた食べ物を食べました。
 家に電子レンジをおいていないと、レンジを使った料理を食べる機会がありませんから。
 前にも書きましたが、ネイティブ・アメリカンのいうように「目に見えないものを信じてはいけない」と思って電磁波をつかった調理器具は使っていないのです(ウソ)。
 仕事柄、一日中、それこそ夜中まで電子機器に囲まれて生活していると、これ以上電磁波は浴びたくないなぁ、と思うのです。
 それに、電子レンジで温めたものが、どうもあまり美味しくないように思えてならない。
 焦げないから。
 蒸し器、フライパンいう道具を使って、ひと手間かければ美味しく温めることができるのです。
 牛乳を温めたければミルクパンがありますしね。なにもカップで直に温める必要はないでしょう。
 レンジ研究をしている知人によると、牛乳は、いちばん開発者泣かせの食材らしいですね。水みたいだけど水でない、という点で 
 レンジに関する面白い話は、また別項でします。
 まあ、ファミリーレストランなどで外食をすれば、間違いなくレンジが使われているので、家で使わない?だから何だ、というだけのことなのでしょうが。

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