« なにかが道を去っていった ~レイ・ブラッドベリ死す~ | トップページ | リアル・スティールが教えてくれた ハンバーガーでは「ない」小さなロバ »

2012年6月 8日 (金)

焼けば食える―というか、かければ食える!

 世の中には、「焼けば食える」が口癖の人がいます。
 
 どんなものでも、焼きさえすれば、何とか食べられるんじゃないか、という、食い意地がはっているというか、サバイバル精神旺盛というか……
 
 
 しかし、個人的に、わたしは、「かければ食える」(言葉遣いが悪くて申し訳ありません)派なのです。
 
 
 何をかけるのか?
 
 もちろん、デザートにかける甘いソースじゃありませんよ。
 
 ちゃんとした食材にかける
 
 ショーユ?
 
 ウスターソース?
 
 しそドレッシング?
 
 もちろん、それぞれに素晴らしいソースです。
 
 しかし、わたしは、ここで声を大にして叫びたい。
 
 かければ食えるソース選手権の優勝者は、カレーであると。
 
 
 いやいや、そんなものでは、素材に負けてしまう場合がある。
 
 しかし、カレーなら大丈夫。
 
 バンドの中のドラマーのように、他の全てのインストゥルメントを打ち負かして、自分の思い通りに演奏を操ることができる。
 
 それほどカレーは力強い。匂いも味も、のどごしも。
 
 って、断っておきますが、わたしはカレーが、特に死ぬほど好きというわけではありません。
 
 ただ、長引くアウトドア生活などで、食事がマンネリ化した時、カレーは得難い助っ人となると言いたかったのです。
 
 実際にインドに行って、町の人々とともに安食堂で食事をすると、カレーというよりはカレー汁、つまり味噌汁に近いものを食べることになります。
 
 それは、日本で馴染みのカレーというより、濃い過ぎるガラムマサラがなんとなく生臭い感じさえする食べ物です。
 
 しかし、やはりカレーはカレー、少々食材が傷んでいても、その味と香りで食べることができる。
 
 暑いインドで、カレーが発達?したのは、偶然ではないのですね。
 
 インド人が偉大なのは、ゼロを発明したからではなく、アートマンとアーリマンを生みだしたからでもなく、ブッダの出身地だからでもなく、カレーを生みだした故だとわたしは思います。
 
 
 カレーをかければ何でも食える!
 
 こう考えるのは、わたしだけではないようで、もう10数年前になりますが、あの大森永が「カレーヨーグルト」なるもの発売したことがあります。
 
 
 これは――はっきりいって美味しくはなかった。
 
 だからすぐに消えていきました。
 
 消え去る前に、わたしはかろうじて、それを手に入れることができました。
 
 その蓋を、いまも大切にとっています。
 
 さあ、本邦初公開、ではありませんが、それがコレです。↓
 
ラベルに98年と印字されてますね。
 
 
 「ビックリなおいしさ」とは、こっちがびっくりしますが、その下の「電子レンジでの加熱はおやめください」ってのが泣かせますね。
 
 
 こんなものがあったんですね。
 
 さて、時はうつって、2012年。
 
 時代はここまで来ました。


 
 
 納豆会社の雄、「おかめ納豆」が売り出している『パンでも!ごはんでも!』
 
 「ごぱん納豆 カレーたれ」
 
 さっそく買って食べたところ、たしかに、ご飯でもパンでも結構いけるんですね。
 
 写真を見てください。パンに切り目をいれて、そこに納豆が突っ込んである……
 
 今の納豆は、わたしたちが子供のころのものと違って匂いもあまりしませんから、カレー味になっても、ほとんど違和感を感じません。
 
 一息に食べてしまいました。
 
 また買いに行かねば、と思っていると、不評であったのか、近所の店では見かけなくなりました。
 
 ガックリしていたところ、ちょっと離れた店にでかけたついでに売り場をのぞいてみると、あった、あった!ありました!
 
 さすがに、この店でもあまり売れていないのか、値引きシールが麗々しく貼られてたたき売りされていたため、まとめ買いをしました。
 
 それが上記写真です。
 
 みなさんも、売り場で見かけられたら、毛嫌いせずにチャレンジすることをオススメします。
 
 この、カレー納豆をひと口食べたら、だれでも「かければ食える」の神髄に触れることができるのではないかと思うのです。

|

« なにかが道を去っていった ~レイ・ブラッドベリ死す~ | トップページ | リアル・スティールが教えてくれた ハンバーガーでは「ない」小さなロバ »

森羅万象気になること」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/159899/55032288

この記事へのトラックバック一覧です: 焼けば食える―というか、かければ食える!:

« なにかが道を去っていった ~レイ・ブラッドベリ死す~ | トップページ | リアル・スティールが教えてくれた ハンバーガーでは「ない」小さなロバ »