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2012年2月19日 (日)

おバカの、おバカによる、おバカのためのヒーロー ~グリーン・ホーネット

 久しぶりに、新しい映画(ビデオ)の話をしましょう。

 実際のところ、グリーン・ホーネット、スーパー8、アイ アム ナンバー4や、世界侵略:ロサンゼルス決戦(こいつは試写会が当たりました)、グリーン・ランタン、ファイナル・ファンタジーなど、新作DVDは、どんどん観ているのですが、現代映画に関しては、いまひとつ元気なく、書く気にならなかったのですが、そうも言っておられず、備忘録として描いていくことにしました。

 今回は、グリーン・ホーネットです。

 もともとは、ラジオ・ドラマで、1966年には、ショーファー(運転手)役のカトーをブルースリーが演じるテレビ番組も制作されました。

 面白いのは、スパイダーマンやハルクのように、もともとコミックであったのが、ラジオドラマや映画化されたのではなく、90年代にラジオドラマがコミック化された作品だということです。

 わたしも、子供のころ、ブルースリー出演の作品をテレビで観ていました。

 同時代に放映された、アダム・ウェスト主演のバットマンほどには馬鹿げておらず、ブルースリーのアクションも華麗で、個人的にはバットマンよりこちらの方が好きでした。
 ホーネットが、英語で「ブンブン唸るスズメ蜂」の意であるのも、この番組で知りましたしね。

 が――

 タイトルにあるように、今回の映画化で、わがスズメバチは、おバカの、おバカによる、おバカのためのヒーロー映画に成り下がってしまいました。

        証拠写真↓

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 ハリウッド映画にはよくありますね。

 なんだか、あごが二つにわれた、大柄でいかにもヤンキー(日本の若者を指す意味ではない)っぽい思考停止型の男が、「ホウホゥー」などと奇声をあげながら、踊ったりするシーンが。

 そういえば、ハスラー2でトム・クルーズもそんなことやってたな……

 この映画は、正しく全編それです。

 本来なら、お馬鹿な主人公(ボンボン)を、相棒である天才発明家にして格闘家のアジア人ショーファーが、「仕方がねぇなコイツは、俺がいないと」って感じで、抑えにまわって、引き立てる、というスジだと思うのですが、この映画は、二人ともおバカ。

 金にあかせて、調子にのって、奇声を上げて、むちゃくちゃ暴走するだけ。

 ここ十年で、一番愚かで、無思考型のヒーロー(とも呼びたくない)じゃないかな。

 ストーリーもご都合主義だし。

 個人的には、キャメロン・ディアスの健在な姿を確認できたのが、唯一の収穫といえる映画でした。

 

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