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2010年12月26日 (日)

「以心電信」  二輪用bluetoothヘッドセットBIMを買いました

 サイボーグ009、攻殻機動隊、イナズマン、バビル二世……
 
 さて、彼らの共通点はいったい何でしょう。

 そう、頭のなかで考えるだけで会話ができるということです。

もっとずっと年輩の方なら、コンバットのトランシーバーが原体験ということになるのでしょうが、わたしにとって「遠隔会話」原体験は、上記のコミックということになります。

 いわゆるYMOの「以心電信」というヤツです(古い!)。

 ゲームでは、メタルギアのスネークやバイオハザード5のクリスなどが、インカムを使った通話を行っていますね。

 現在のように携帯電話が発達してくると「心で思っただけの通話」は不可能でも、ヘッドセット(マイク付きヘッドフォン)さえ使えば、「まるで電話が無いかのような通話」は可能です。

 最近、高速のサービスエリアやコンビニエンスストアの駐車場で、プロドライバーが、別に電話をかけているふうでもないのに、独り言を言いながら缶ジュースを飲んでいるのを見かけます。

 注意して見ると(失礼にならない程度に)彼らの耳にはヘッドセットが入っている。

 このように、ヘッドセット、有線であったり無線(bluetooth)であったりする、を使えば、今や以心電心は可能になりました。

 実際、わたしも、道を歩きながらiphoneに向かって、bluetooth越しに相手先の名前を告げ、音声認識させて、自動発信することがあります。

 確実に未来は近づいてきている。

 しかし、こと単車に関しては、なかなかそんな風にはいきません。

 エンジン音、風切り音、その他の雑音で、なかなか快適な通話ができないのです。

 特にタンデム(二人乗り)の場合は、すぐ後ろに乗っているにもかかわらず、振り返って話すことができず快適な通話は難しい。

 多くの人が同様の感想を持っているようで かつては、ゴムパイプを用いたインカムなども売られていました。

 その後、ほんの少し前までは、有線でつながったインターフォンタイプが主流となりました。

 最近になって、ついにbluetoothを搭載したヘルメット装着型のヘッドセットが登場して、自由度は高まりました。

 これは便利です。

 bluetoothで携帯電話とつながって電話をかけることができ、1セット(2つ)マシンがあれば、タンデムの後部席や、数百メートル以内ならツーリング仲間の近くのライダーとも、携帯電話を介さず会話ができる。

 専用マイクと、ノイズ・フィルタリング回路によって、雑音は抑えられ、会話もクリアだといいます。

 いいことずくめのように見えますが、欠点もあります。

 値段が高いのです。1セット6万円もする。

 しかし、世の中、良くしたもので、高いブツあれば安いモノあり。

 先日、3rd-party製の廉価版バイク用ヘッドセットを見つけ、さっそく購入しました。

 デザインに多少難はあるものの、性能的にもほぼ問題なさそうです↓。

  http://bim.eucp.jp/

 ショップさえ選べば、円高と相まって1セットで1万円程度になります。

 購入後、2日ほどで品物が届きました。

 さっそく、ヘルメットにマイクとスピーカーをセッティングをします。

 付属のACアダプタあるいはUSB端子につないで充電を行い、iphoneとマシンを同期させる「ペアリング」終了後、寒風の中をひとっ走りしてみました。

 通常、単車に乗る時はエンジン音を聴いていたいので、音楽は鳴らさないのですが、今回は、走りながら手前のボタンを押すとiphoneに入れてある音楽が流れ始めました。

 それほど音はよくありませんが(スピーカの品質によると思われる)、バイクで聴くには充分な音質は維持しています。

 電話を掛けてみると、思った以上に相手の声はクリアに聞こえます。

 こちらの声には、ほとんどバイクのノイズは入っていないそうです。

 これには驚きました。乗っているわたしの耳には、かなりな音量のエンジン音と風切り音が聞こえているのですから。

 カタログスペックでは、120キロ程度のエンジン音、風切り音なら問題なく会話ができるとありましたが、実際に実験を行うまで半信半疑でした。

 次に、単車同士、走りながらの会話を試してみたかったのですが、寄る年波のせいでバイク仲間が激減している上、真冬の寒さの中実験に参加してくれるようなキトクな者もおらず、どうしようかと考えた末に、二台目のヘッドセットを、使わなくなったヘッドフォンにとりつけ、自動車で使えるようにして単車対自動車で通話を試すことにしました。

 単車のようにオープン環境なら障害物もありませんが、鉄の箱である自動車との通話で公称の500メートルが達成できるか心配でしたが、見通しの良い道路で300メートル程度の距離なら、ほとんど問題なく通話ができました。

 トランシーバーのように、通話を終えるたびに「オーヴァ」などといって交互に通話するのではなく、完全全二重つまり普通の電話のように同時に話すことができるので、実用上問題のない性能といって良さそうです。

 わたしは、普段行う夜の散歩の際、極小型のbluetoothヘッドセットを耳につけて歩いています。

 そうすることで、遅滞なく電話にでることができ、すぐに通話できるからです。

 これからは、単車に乗る時も、常に「人と会話ができる状態」を維持することができます。

 これで、わたしが理想とする、以心電信モードに一歩近づくことができました。

 しかし、この調子だと「蛮有引力」で描かれたように、もし体内埋め込み型の通話装置が一般化されたら、ただちに手術に踏み込んでしまうかもしれません。

 恐ろしいことです。

 仕事相手には、iphoneの番号を教えていないため、家族とごく近しい者からのみ、しかも、ごくたまにしかかかってこないというのに……

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