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2010年2月11日 (木)

女性は読まないでね 依存症のはなし

 この話は、あまり書きたくはないのですが、ちょっと気になったので、小さい文字で書いておきます(ウソ)。

 いわゆる依存症のことです。

 アディクション。

 いろいろありますね。

 薬物依存症、アルコール依存症、読書中毒等々。

 しかし、特に最近、話題になっているのは、セックス依存症です。

 かつては、あのクリントン元大統領がそうであり、今も、XFileのモルダー捜査官役のD・ドゥカヴニーが入院加療中ですが、なにより、この病気を一躍有名にしたのは、かの紳士タイガー・ウッズですね。

 先日、何気なくCNNニュースをみていたら、この特集をやっていました。

 もちろん、決して興味本位のイヤラシイ切り口ではなく、そういう病気になってしまった人々の悲劇と苦悩、治療への取り組みを、分かりやすく報道していました。

 驚いたのは、アメリカでも、そういった病気の存在に懐疑的な人々いるということですね。

 もともと、そんな病気は存在しない。

 その人間の意思が弱いだけなのだ、と。

 もちろん、そんなことはありません。

 なぜなら、生殖は、本能のかなり根っこに位置する行為だからです。

 その行為の大部分を、特定の器官ではなく、脳幹ちかくに依存する。

 当然、個体差もあるし、その機能が、なんらかのホルモン・バランスの異常でおかしくなることもある。

 だいたい、何が正常かという判断も難しい。

 一般に我々が正常だと見なしているほとんどのことは、思いこみと風習、社会通念上の便宜に寄るところが大きいのですから。

 おそらく、そういった「精神論」でモノゴトを語ろうとする人々は、鬱病患者も認めようとはしないのでしょうね。

 オソロシイことです。

 いやいや、ここで、書きたいのは、実は、そんなまじめな話ではありません。

 その特集の中で、専門医が苦笑混じりに話していたことを、ぜひお伝えしたかったのです。

 専門医としての立場から、彼は、日々、様々な患者を診察します。

 そして、数十種類の特殊なテストを使って、本当に依存症なのかどうかを診断する。

 すると、どうなのか?

 彼はいいます。

『ほとんどの男性は、依存症ではありません。ちょっとHなだけの、普通の男性なのです』

 面白いのは、次の言葉です。

『そう告げると、ほとんどの男性は、ガッカリして帰っていくのです』

 どうです!

 余人は知らず、わたしは、こういうトコロに人生の深みを感じてしまうのですね。

 不幸にも、いや幸いにして、わたしは男なので彼らの気持ちがよく分かる。

 本当の自分は、こんなにイヤラシクはないのだ。

 どんなにスッキリときれいなミニスカートの足でも見たくなんかないし、女性の胸などに視線を動かしたくない。

 大衆雑誌のグラビアなんて、おぞましく汚らわしいし、芸能人水泳大会なんて、その存在すら知りたくないのだ(残念ながら、噂に聞くだけで、わたしはその番組を見たことがないのですが)。

 ああ、なのに、なぜか、そんなものが気になる。これはきっとわたしに悪魔が取り憑いているにちがいない。

 いや、そうじゃなくても、わたしはきっと病気なのだ。

 さあ、はやく診断してくれ。そして、病気だといってくれ。

 治療をしてくれ!

 などと、思いつめて病院にやってきたものの、

『あなたは、ちょっとHなだけの普通の男性ですよ』

 などといわれたら、二重の意味でガッカリしてしまいますね。

「ええッ、俺のレベルで普通!」

というのと、

「治療で治すことはできないのか。ということは、自分の理想とする清廉な男には、死ぬまでなれないッ(荒木飛呂彦風)」

ですね。

 いや、ジッサイ、世の女性がたは、お分かりにならないでしょうが、日々、男ドモは、そういった内なる闘争に身を焦がしているものですよ。

 そうでなければ、どうして身分も地位もある立派な紳士、大学教授、警察官、裁判官、政治家が、靴の上に鏡をつけてスカートの中をのぞいたり、街宣車で女性の体に触ったりするというのでしょう。

 まったくしようがネェイキモノですよ、男は。

 男に生まれたる、喜びと不安、共に我にあり~

ですかぁ……トホホ。

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