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2010年1月19日 (火)

この「快適な目覚め」はアメリカなら余裕で逮捕されるレベル

 「失われた時を求めて」は、マルセル・プルーストの長編小説だが、現代人は、そんなものより「快適な朝を求めて」いるものらしい。

 では、「快適な朝」とは何か?

 それはおそらく、「どれほど短い睡眠時間」でも、「起きなければならない時間」に「パッチリと目が覚め」て、すぐに活動を開始することができて、「眠りへの揺り戻しが襲って来ない」ような朝のことだろう。

 言い換えれば、「ちょっと横になって眠らずにいたよう」な眠りが理想なのだ。

 が、哀しいかな、余人は知らず、わたしの眠りはそうではない。

 いや、今は自由に寝たり起きたりしているので、それほど起床が苦痛ではないが、かつて、勤め人だった頃は、それは朝が辛かった。

 必ずしも、「早く寝れば気持ちよく起きられる」モノではないことを、皆さんご存じだろう。

 早く寝て、たっぷりと睡眠をとっても、眠くてたまならい時もある。

 これは何故か?

 最近になって、その理由が解明され、その理屈を利用して、「気持ちよく、朝起きることのできるマシン」も開発されるようになった。

 その一つが、このiphoneアプリだ。

 Sleep Cycle alarm clock(115円)

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 「今ならSale」の文字に飛びついて購入してしまったのだが、これを、

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 このように枕元において、

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 明日目覚めたい時刻を設定すると……

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 こんな画面なって、翌朝、爽やかに目が覚めるのだ。

 そして、さらに翌日、このような↓

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 眠りのグラフも表示され、自分が何時頃に深く眠っているかもわかるのだった。

 しかし、そんな魔法のようなことがあるのだろうか?

 実は、ある。

 随分前から、いわれていることだが、ヒトの睡眠には、大きく分けてレム睡眠とノンレム睡眠がある。

 レムとは、REM(Rapid eye Movement)、つまり急速眼球運動の略で、眠っているのに、目玉が活発に動いて脳が働きつつも、全身が脱力している状態で、「体を休息させる」眠りとされる。

 だから、夢は、脳が活動している「レム睡眠」と「浅いノンレム睡眠」中にみるといわれるのだ。

 これに反して、ノンレム睡眠は、脳も体も休息する眠りだ。

 研究によって、眠りの深さは「四段階」に分けられるようになった。

 平均90分を1サイクルとして、レム-ノンレム睡眠を、一晩に3~5回繰り返す。

 眠りに入ると、グッと深いノンレム睡眠に落ち、その後、レム-ノンレム睡眠が交互に現れ、朝に向かうにつれて、眠りの波自体が浅くなっていく。(下図参照)

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 これは、先ほどのソフトのグラフと同様のものだ。

 つまり、朝に向かうにつれて「眠り全体が浅く」なり、その眠り自体も、レム-ノンレム睡眠間で「揺れている」わけだから、設定されたアラームの前後で「レム睡眠になった瞬間」にベルを鳴らしてやれば、眠りの浅い状態から起床するとができるというわけだ。

 先に書いた、ちょっと横になって起きた、ような状態になるわけである。

 そもそも、ノンレム睡眠時は、脳も体も休息し、成長ホルモンを分泌する大切な時間なのだ。

 成長ホルモンは、新陳代謝を促し、細胞を修復・活性化させるホルモンで、不足すると、老化が促進されてしまう。

 つまり、睡眠サイクルを無視し、朝のノンレム睡眠時に、無理矢理アラームで起こすのは、アンチ・アンチエイジングで、体によろしくない。

 先のソフトは、iphoneのセンサーを使ってベッドの揺れを感知、ヒトの寝返りを計測し(つまりノンレム時は寝返りをうたないと判断)、それから数日かけて睡眠サイクルをキャリブレート(微調整)して、サイクルにあった「起こし」をしようとういう野心的なソフトなのだった。

 設定したアラーム時刻より前の、一番眠りの浅いサイクルで起こしてくれる。

 うまく機能している使用者の感想では、「だいたい20分ほど早く起こされるが、気持ちよく起きられる」らしい。

 これからは、このソフトを使って質の良い睡眠をとろう、と、昨晩、枕元に置いて寝てみた。

 その結果は……

 マンマミーア!

 なんタルチア!(もういいって)

 上の設置写真を見てもらえば分かるように、このソフトは、iphoneをベッドの枕元に置いて使うようになっている。

 ベッドだ。

 ベッド!

 健康のためと信じて、わたしは、ひどく薄っぺらな煎餅布団を、和室の畳の上に直に敷いて寝ているため、少々寝返りをうっても、まったく枕元は揺れないのだった。

 今朝になってチェックすると、最初にちょっとだけ上に上がって、そのあとはずっと一番下でフラットな線になっているグラフの姿があった。

 どーしよう?

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