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2010年1月29日 (金)

メディアアートとしてのgoogle 日本語入力

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 昨年暮に公開されてから、暇暇(ひまひま)に使っている「google 日本語入力」について、現時点で感じていることについて書きます。

http://www.google.com/intl/ja/ime/

 そういや「恋のマヒマヒ」ってあったなぁ。

 この文章も、「google 日本語入力」で入力しています。

 マシン・パワーのおかげもあってか、このソフトは、一時のATOKのように、タイピングに文字変換が追いつかない、ということはありません。

 全体として、動作は軽い気がします。

 単語登録は、いかにも別ソフトを立ち上げて追加登録している、という感じですが、今のように、登録単語がそれほど多くない間は、問題なく単語管理はできそうです。

 肝心の変換効率ですが……←ちなみに、この三点リーダー二度打ちは、小説でも使うため、使用するすべてのFEP(Front End Processor)で、「て」一文字で変換するように登録しています。

 さすがに、検索エンジンからやってきたFEPだけあって?時事単語には強いですねぇ。

 例えば、「浅田真央」や「夏夕介」は、一発で変換します。

 「勝間和代」にいたっては、かつま、と打てば、予測変換で第一候補に上がってきます。

 じゃあ、懐かしいところで、「藤木悠」。

 あ、こいつもすごい!一発変換。

 藤木悠といえば、わたしはGMEN75より、海底軍艦主役の、ボンこと高島忠夫(←こいつも一発変換)のアシスタントのほうが馴染みがあるな。

 あとは……

 ツイッター、をを、「ついっ」で「ツイッター」と「ツイッターアイコンメーカー」まで出てきました。

 なんだか、すごいテレビっ子と話をしているような気になりますね。

 世間の話題にやたらと詳しい子供って漢字。あれ、この流れで感じを漢字と変換するのはイカンね。

 橋下知事。ああ、はしもとの「もと」を「下」にしたのが第一候補、さすが。

 外来語はどうだろう。

 パラダイムシフト。アトモスフィア。ツチ族。

 をを、あうふだけで、アウフヘーベンが出た。

 あうふヴぃーだーぜーえん、さすがにこれは無理か。

 ロロロー所。イタリア語の時計もちょっと無理?

 スパシーバ、あ、代表的なロシア語なら大丈夫。結構すごいな。

 じゃあ、大阪弁は?

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 すんまへん、金槌歌詞と夫くんな晴れ。

 空間へん。

 何でや。

 瀬谷から言うて、庵さんの言わはることは、無茶苦茶でんがな。釘なんか売ったら金槌の頭が禿びますがな。

 ほたら幸島ヒョ、皆で中用もちまえということで。え、空間へんか?

 あんたの始末も酷すぎますで(ウマイ!)。

 しゃあない、おい、打ちの金槌もってこい。

 う~む。

 京都弁は?

 アンジョウいいな晴れ、舞妓はんどすえ。あ、どすはいけた。
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 まあまあという所ですかね。

 まだベータ版ということで、練られていない点はいくつか感じられますが、無料でこれだけの入力支援がなされるなら、まあヨシとしましょう。

 ただ、個人的に、googleの社是(しゃぜ)というか、コンセプトといわれている、「世の中の、すべての情報を掌握したいという狂気じみた欲望」(あ、今、「きょうきじみた」を、かなりしつこく「今日記事見た」に固執した変換でツッパってくれました)には、危惧を通り越して脅威を感じているので、あまり進んでこのFEPを使いたいとは思いません。

 だから、プロパティの「その他」の項目にある「使用統計データや障害データをGoogleに自動送信してGoogle日本語入力の機能向上に役立てる」にはチェックをいれていません。

 なんだか、ちょっと不気味でね。

 ご存知のかたも多いであろう、おもちゃや自分の好きなオブジェが仕事場に持ち込み可能という「自由気ままを演出した」社風でありながら、犬はOKで猫はダメという、よく分からない線引きも気に入りませんし。

 ああ、「すべての情報を手にしたい」で思い出しましたが、真偽の程はわかりませんが、Googleの語源は、googol(グーゴル)という10(100)つまり10の100乗、1の後ろに0が100個ならぶ途方もない数の言葉(正式に認められていないはず)を登録し間違えたといわれています。

 つまり、最初から人だった……じゃなくて、最初から間違っていたし、デカい数が好きだった、というオチなんですね。

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