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2009年10月16日 (金)

501回目の……〜フィンランドといえば〜

 ワタクシゴトで恐縮ですが、友人が今日、ひんらんどへ旅立ちました。

 へ、ひんらんど?

 ほら、HOKUOの……パン?それは大阪のパン屋さんでしょう。

 冗談はともかく、北欧のフィンランドです。

 こういうとき、つくづく自分の無知さに愕然としますが、彼が「フィンランドに行く」といった時、わたしは、あらためて自分がフィンランドの正確な位置を知らないことに気づきました……いや、スミマセン、ミエはってしまいました。

 正確などころか、スカンジナビア半島の上に乗っていると思っていたのです。

 あのヨーロッパの上に伸びた佐多岬(四国)みたいなところですね。

 しかし、実際には、半島の付け根、ラクダのアタマみたいな部分の首のところにフィンランドはあります。


 半島に乗っているのは、ノルウェーとスウェーデンでした。

 フィンランドはもともとスウェーデンとひとつで、カギガタになった部分が独立してフィンランドになったということです。

「シテ、なぜにフィンランド?」
 先日、彼がウチに来た時の会話です。
「今の季節、北部でオーロラを観ることができる」
「オーロラ!」
「この線が(地図上の破線を示し)オーロラの観測限界。カナダ北部でも観測できるけれど、今の季節はまだ無理だから」
「そういや、フィンランドといえば『白夜』『オーロラ』『ムーミン』『世界一クサイカンヅメ』だったな」
「え?なに?」
「知らないの?向こうにいくからには、ぜひホテルの部屋であれを開けて欲しい」
「何の缶詰?」
「さあ、ニシンじゃなかったかな。わが敬愛する東京農大の小泉武夫教授ご推奨の発酵食品で、確か輸入禁止品目だったような……」
「……」

 ウロ覚えではいけないので調べてみました。

 ご存じの方もおられるでしょうが、その名は「シュールストレンミング」。

 フィンランドではなく、スウェーデンの製品でした。




 残念ながら、わたしは経験したことがないのですが、それが、どれぐらい強烈かというと、


1.缶のラベルに屋外、あるいは部屋の窓をあけ、風下に人がいないことを確認してから開封することが推奨されている。

2.強烈な発酵により、缶の上下が内部圧力によってイビツにふくらんでいる。

3.2により、多くの航空会社では、飛行中の気圧低下により内圧の高いシュールストレミングの缶が爆発して周辺の荷物に悪臭が染み付くという被害を出す恐れがあるとして、航空機内への持込みを禁じているため、基本的には航空機より気圧変化が少ない船舶による輸入が主流である(wikiより)

とされていることから推して計れますね。

 2009年現在、3.の空輸禁止措置と輸入量制限などで日本国内では1社のみの取扱いだそうです(インターネットの通信販売による購入は可能)。


「オーロラって、宇宙線が発光可視化して揺らめくんだったな」
「そうそう。このためにデジタル一眼レフも買ったから、オーロラの写真を撮ってくるよ」
「ああ……いや、それよりシュール缶を開けて、その汁をハンカチにしみこませて持って帰ってきてくれ。ビニール袋で二重、いや三重、四重、五重ぐらい包めば大丈夫なはず」
「……帰るわ」
「まあまあ」


 あと、フィンランドといえば、あとは「ムーミン」「サンタの手紙」「サウナ」それに「かもめ食堂」ですね。

 サンタといえば、かつて、クリスマス・シーズンをニューヨークで過ごした時、メーシーズのサンタクロース(34丁目の奇跡で有名ですね)と握手したことはありますが、手紙はもらったことはありません。


「小さな怒った生き物」と評されるヤンソンの「ムーミントロール」は、アニメよりパペットアニメーションほうが印象に残っています。



 
「かもめ食堂」は、ある日本人女性がヘルシンキで食堂を開く話です。
 いわゆる、脱力系のゆるストーリーで、ファンも多いと思います。
 先日スカイパーフェクトでやっていたのを録画していたので、そのDVDを渡しておきました。


 何かの参考になれば良いのですが。


 しかし、オーロラ鑑賞は時の運。

 観測できる日とできない日があります。

 数日間滞在するということなので、彼が無事オーロラを観ることができるように、陰ながら祈っていようと思います。



 ちなみに、小泉先生の「くさいはうまい」は、名著です。文庫になっているので、機会があればお読みになってください。

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