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2009年4月25日 (土)

汚れちまった悲しみに……

 しばらく家を離れている間に、テレビの地上波の画像が、極端に汚くなってしまいました。

 地上デジタルテレビ放送への移行が本格化するにつれて、おそらくは、その電波干渉によるものでしょうが徐々に画像が乱れて来てはいました。

 とくにUHF放送でそれが激しかったのですが、今回、それがさらにひどくなってしまいました。


 自分では、ほとんど地上波は観ないので問題はないのですが、ある事情で番組録画をしなければならないので、これには参ってしまいました。

 いまや6000円台になった地デジ機器↓をUSBでコンピュータにつないで録画してもよいのですが、それでは従来のDVDプレイヤーで視聴できるDVDが作成できません。


BUFFALO「DT-H30/U2」


 いったい誰のためのデジタル化なのか、本当にハラがたちますね。

 皆さんごぞんじの、あの「全裸事件」を知った時、つい、「これでB−CAS普及に歯止めがかかるカモ」などと、人の不幸に期待をかけるようなフトドキナ気持ちになってしまいました。

 いずれにせよ、「アンテナヨーシ、テレビヨーシ、俺ツヨシ」などという、脳幹部分で考え出したようなCFが放送されなくなったのは朗報ですね。

 まあ、それが無くなったところで、代わりに、どこかのアナウンサー達が、ばかげたスポーツウェアを着、浮いた演技でチデジ化をあおるCF(これも脳幹で考えているような感じ)は、流れ続けるわけですから、あまり変わりはありませんが。


 それはともかく、これほど画質が悪くなってしまうと、早急(さっきゅう)に比較的美しい画質で録画できて、さらに従来通りにDVD化できる方法を考えなければならないのですが、そのための方法は、現段階では、ひとつだけのようです。

 それは、アナログ機器を生かすために、政府のテコ入れで企業が作りつつある、地上デジタルテレビ放送用チューナーを購入することです。

 確か、当初の政府見解では、企業努力で、5000円程度のチューナーを売り出して欲しいとのことでしたが、ご存じのとおり、B−CASによる暗号化がある限り、どうしても構造が複雑になって、それほど急激に値段は下がりません。

 やがては、全てがワンチップになったICが作り出されて廉価になるのでしょうが、それは、まだ先のようです。


 調べてみると、一番安いもので、6500円ほどですね。↓


 ダイナコネクティブ/Dynaconnective DY-STB200

 しかし、こういった廉価なものには、予約機能がついていません。

 予約機能があれば、それとコンピュータを連動させれば、アナログ録画が可能になるはずなのですが。

 ハイビジョン画質にはこだわらないので、こういった録画で十分です。

 それでも、現在の画質の悪さからすれば、随分ましになることでしょう。



 もう少し値段が上がると、視聴予約機能のあるもののあるようです↓。


 アイ・オー・データ/I-O DATA 地上・BSデジタルハイビジョンチューナー HVT-BT200

 これはBS-hiを観ることができるため、価格が二万円ほどします。

 問題なのは、毎週予約ができないことです。

 毎朝、その日の予約をしなおさなくてはならないのです。

 これは致命的ですね。

 おまけに、レビューを読むと、個体の品質差が激しいようです。

 良いロットに当たれば快調に動作するものの、悪いロットに当たれば故障続きで使い物にならないとか。

 安易に低価格を求めて海外生産を続けるとこうなる、という見本のようなものですね。

 安さを求めすぎるユーザーにも問題があるのでしょうが……

 わたし以外にも、チューナーに予約機能を欲している声は、いくつも見かけました。

 アナログチューナー搭載のHD録画器を、いたずらに無駄に廃棄させないためにも、そして、無駄に処分されてしまうブラウン管を少しでも救うために、こういった、レガシィ・デバイスを有効利用できる機器を発売して欲しいと切に願います。

 まあ、メーカーも政府も日本人全てにデジタルテレビを買わせたいのでしょうが……
 (あの愚かで即物的で人を小馬鹿にしたエコポイントを見よ!)


 しばらくは、様子をみて、この悪い画質で我慢するほかは無いような気がします。


 皆さん、「お為ごかし」って言葉を知っていますよね。

 この「テレビ放送のデジタル化」こそ、一国を挙げて行っている、歴史的な「オタメゴカシ」のような気がしています。

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