寒い国から来たフォトグラファー その1
先日ブログに書いた、ドイツの出班社に派遣されたフォトグラファーが、昨日、日本につきました。
いよいよ、今日からガイド開始です。
思ったとおり、前途多難の船出となりました。
というのも、その男がとんでもないブットビ野郎だったからです。
話す言葉のうち6割異常が冗談なので、どこまでまじめに聞いていたらいいかがわからない。
その上、いいかげんイイ年をしているのに、ジャーナリストばりに、やたらと目標物に突進していくから目が離せない。
一昨日も、訪ねた手作り醤油の工房で、深さ2メートルある、真っ黒な醤油の材料がたっぷりつまった容器の上から写真を撮りたいとゴネて、社長およびわたしが止めるのもきかず、樽のヘリを歩いて奥から写真をとったのはいいものの、戻る時、あと10センチで通路というところで、シコタマ柱にぶつけてひっくりかえってしまいました。
彼は、すぐに自分の身長が191センチあるということを忘れて、アタマを軒にぶつけてしまうようです(スキンヘッドなので、彼は常に帽子をかぶっています)
体重も100キロを超える大男が華奢な渡り板の上でひっくり返ったのだからたまりません。
すさまじい大音響に、会社中の人間が集まってしまいました。
さいわい、板も割れず、倒れたのが穴の中でなく、板側だったので大事には至りませんでしたが、ひとつ間違えて、大惨事になるところでした。
叱りつけてもどこ吹く風といった態度で、まったく応えていないようです。
だんだん、大型犬に引きずられながら散歩する飼い主の気分になってきました。
これからどうなることやら……
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