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2009年3月 4日 (水)

ドギマギせずに、「ドギーバッグ」

 「ドギーバッグ」という言葉をご存じでしょうか?

 その名の通り、犬(子犬)のためのバッグです。

 もともとは、「外食をした際に、残り物を家で留守番をしている子犬に持ち帰るための入れ物」だそうで、転じて、食べ残しを持ち帰るための入れ物を意味する言葉になったそうです。

 食と環境への意識が高まるにつれて、日本でも残り物を持ち帰る試みが始まっています。

 もちろん、犬のために持ち帰るのではありません。

 そういう人もいるかもしれませんが、少しでもペットの健康に気を遣う人なら、人間用の濃い味の食べ物をペットには食べさせないでしょう。


 自分たちの食べ残しを店でもらった入れ物(ドギーバッグ)に詰めて持ち帰って食べるのです。


 一部外国では一般的な風習であるものの、日本では普及していない……え、ほんと?


 おかしいなぁ。わたしは日本人では無いのかな?

 少なくとも、わたしのまわりでは、子供の頃から今にいたるまで、残り物はかならず店の人に言って持ち帰るようにしています。

 もちろん、イヌブクロなんて妙なものではなく人間用の容器にいれて――いや冗談です。たいていの店なら無料で、店によっては100円程度で、プラスティック・パックか折り詰めを渡してくれるので、それに入れて持って帰るのです。


 お持ち帰りは昔からある。

 だから、わざわざ「ドギーなんたら」なんて変な名前を使って、オーベイの真似しなくても、「モッタイナイから、自分たちの食べ残しは持って帰りましょう」と呼びかけるだけではダメなのかな。

 なにせ、国内の外食産業で1年間に出る食べ残しなどの「食品廃棄物」(こんな呼び方したくないよ)は2006年で、約304万トン、日本人約5千万人分の1年間の米の消費量に相当するそうですから。

 食中毒などの衛生面が不安だから持ち帰らないという人もいるそうですが、そんな考えの人は、車で売りに来るオリジナル豆腐をボウルで買いに行くこともできないのでしょう。

 あげく、清潔すぎる生活のおかげで、アレルギーに悩まされるようになるのです。


 以前、別項で紹介した藤田紘一郎教授がその著作で書かれているように、清潔すぎるのは、アレルギーにとって良くありません。
 
 それはさておき……

 より根深い問題は、レストランで食べたものを家で続けて食べたくない、という気持ちから持ち帰らない人がいることでしょう。

 あるいは、持ち帰った食べものを暑い場所に放置して食中毒でも起こされ、苦情が来たら困るという店側の事情があるのかもしれません。

 たしかに、持ち帰った食べ物を常温で放置するような、一般常識に欠ける人も、まれにいるでしょう。

 ですから、今後の方針としては、残りものが出た場合は、店側が「ドギーバッグはいりませんか」と声をかけて、その後に、持ち帰る際の注意を書いたシールなどをバッグに貼るようにすべきでしょう。

 子供に言うようで失礼な気もしますが、最近は、それぐらいやってもちょうど良いぐらいだと思いますから。

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