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2009年3月17日 (火)

いいカンジ 悪いカンジ

 天気予報によると明日も暖かくなるそうです。

 いよいよ、春になってきましたね。

 春といえば、春の七草。

 もちろん覚えていますよ。だって日本人のじょーしきでしょう。

 せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ

 ほーら、言えた。

 じゅーげむじゅげむごこうのすりきれ、かいじゃり……と同じで、若い頃に覚えたコトバは忘れませんよ。

 などと、胸をはったものの、さて、漢字でどう書くかとなると……ダメだ!

 まったく書けない。

 皆さんは、書けますか?

 答えはこれ↓です。



 うーむ、難しいなぁ。

 面白くなったので他にも植物などを調べてみました。




「けやき」は読める。「くぬぎ」は怪しい。「もみ」は大丈夫。でも、「こうぞ」は無理だな。ミツマタ、コウゾといえば、紙の原料として小学校で習うヤツなのに。
「プラタナス」は当て字でしょうね。
「まんてんぼし」じゃなくて「どうだんつつじ」は、ちょっと有名なので知っていました。
つぎの「あさがお」は、知らない。
「りんどう」は、自分が使うときは、カタカナだな。
「ほととぎす」ってこれだったのね。
「かぜしんこ」……じゃなくて「ヒヤシンス」。これは当て字だろうな。
「イタドリ」も書くときはカタカナが多いでしょう。
「おおばこ」は、なぜ車の前のクサなんでしょうね。
最後の「おもと」はわかりました。

 やっぱり漢字は面白いですね。

 なぜ面白いかというと、漢字が表意文字だからです。

 以前にどこかで書きましたが、今や世界で「表意文字」を使う国民は、そう多くありません。

 ほとんどの国は、アルファベットに代表される「表音文字」を使っています。

 文字が「表意」から「表音」に移行するのは必然です。

 世の事象すべて、いわゆる森羅万象を表意文字で表すなら、そのものと同数のコトバが必要になる。

 日本語を容易に話す外国人たちも、ひらがなしか読み書きできないことは、ご存じでしょう。

 我々は、子供の頃から膨大な労力を費やして、漢字を覚えてきました。

「なんて損な国に生まれたのだ!」

 と歎くことはありません。


 表意文字であるからこそ、わたしたちは「識字障害」から逃れている可能性があるからです。

 アルファベットだけを使う欧米人たちには、識字障害が多いといわれます。

 他の能力は、まったく問題がないのに、文字だけが読めない。

 トム・クルーズなどもそうらしいですね。

 その理由の一つとして、「文字自体に意味がないから判読できない」という点が挙げられています。

 車なんてそのままの形ですし、星なんてのは、生きているように瞬く日の光ってカンジですかね。

 表意文字は、意味付けが、脳で容易に行えるのです。


 そのかわり、覚えることがたくさんある。

 それに乗じて、漢字をメシノ種にするヤカラが現れたりするわけです。


 「日本漢字能力検定協会」が、ワープロの登場以来、どんどん漢字が衰退していたことに歯止めをかけ、現在の漢字学習の隆盛を導く原動力となった功績は認めます。

 しかし、最近のなんだか不明瞭なカネの使い道はいけません。

 一刻も早く、経理の透明化をしてもらいたいものです。

 そうしないと、せっかく人々が、興味をもって漢字を勉強しようとする、その気持ちに水を差すことになってしまいますから。

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