押井守版 舞台「鉄人28号」
もう遅きに失するといった感がありますが、とりあえず書いておきます。
東京公演を終え、昨日2月5日から8日まで、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(06-6377-3888)にて、押井守の手になる舞台「鉄人28号」が上演されています。
本来、彼の表現は舞台向きのもので、その長々とした独白や大げさな身振りなど、アニメというより、映画というより、ラジオドラマというより、舞台にこそその本領があるようにわたしは感じていました。
上記写真をごらんください。高さ5.8メートル、重さ約500キロの片膝をついた、赤く目を光らせる鉄人を前に物語が繰り広げられるそうです。
ヅカ(宝塚)を意識した歌あり踊りありのレビュー仕立ての舞台(って大丈夫なのかな、押井演出で……)ながら、「舞台をやる以上は大きな鉄人を造って動かしてみたい」とイラストレーターの末弥純がデザインし、埼玉の工房で一ヶ月をかけて造られた鉄人は、かなりの迫力がある(らしい)。
どのように動くかは「観に行って確かめよ」とのことらしいが、「鉄人は物神性の高い、象徴的な存在。お祭りやる時にご神体がなくてどうする、みたいなものです」という押井の言葉どおりとするならば、キングコングの彫像を前に、贄(にえ)を捧げて歌い踊る南海の孤島の原住民(って、今使うとヤバイスカ?)のような舞台なのかも、と思ってしまいますね。
前回の「スカイクロラ」には、かなり苦言を呈してしまいました、今回の舞台はどうなのでしょう。
ぜひ観に行って感想を書きたいのですが、様子を見るためだけに1万1000円を支払うのはチト辛い。
東京の方ですでに観られた方。
あるいは、大阪に近辺にお住まいで、観に行かれた方。
あるいは、大阪に近辺にお住まいで、観に行かれた方。
だれか感想を教えてくれないかなぁ。
押井氏もいってますよ、
「(映画と違って)舞台が開いている間しか見られない。舞台はぜいたくな世界だなってしみじみ思います。ぜひ目撃してほしい」
と。
とりあえずの詳細は、以下のトラックバックをごらんになってください。
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