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2009年2月 8日 (日)

奇異なキイナ 〜おんな一休さん〜

 今日の休みを利用して録画ビデオをチェックしました。

 前から気にはなっていましたが、なぜか観る気になれなかった「キイナ 不可能犯罪捜査官」を(第一回だけですが)観ることができました。




 観始めて数秒で、なぜ観る気になれなかったかが分かりました。

 オープニングはじめ、内容も含めて、これはイカニモ「トリック」の延長線上のストーリーっぽいからです。

 「この男は実在する」は空手バカ一代オープニングにおける梶原一騎の名セリフですが、「トリック」同様「キイナ」でも「この話は実話である」といった体でストーリーは始まります。

 また、これもトリックや爆学のように、セリフの合いの手に、人を小馬鹿にしたような「カーン」といった鳴り物が入るのかと、ヒヤヒヤしながら観ていましたが、「キイナ」ではそのような奇をてらった演出はなく、ストーリー展開、そしてトリックまでもがオーソドックスなミステリとなっていました。

 その点、わたしには好感が持てました。

 ただ、キーワードとなる「記憶する心臓」だけが、奇異な出来事だったのです。


 作中で気になったのは、「モンスターペアレント」同様、例によって何をいっているか何を考えているかよくわからない草刈正雄の演技……ではなくて、ヒロイン、キイナが、瞬間記憶能力と称する能力を備えていて、本をぱらぱらとめくって記憶するところでした。

 眼球を素早く動かさないという点で、いわゆる「速読術」ではなく、最近はやりの勝間和代氏(というか神田昌典氏)ご推薦の「フォトリーディング」に近いものといった印象をうけました。

 右脳読みってヤツですね。

 これについては、わたしも以前から使っていて結構有用だと感じていますが、それは置いておくとして、速読したあとのキイナは、その書物の知識すべてを記憶し有効活用できるようになる。


 うーん、これはどこかで観たことがあるぞ……そうだ「ジョー90」だ。

 サンダーバードのG・アンダーソン制作のSFスーパーマリオネーション。

 主役のジョー90を太田淑子さんが吹き替えていた。

 凡庸な少年ジョーは、天才科学者である父親の発明のビッグラット(BIGRAT:Brain Impulse Galvanoscope Record And Transfer)を使って、専門家の知識を吸収し、電子メガネで活性化してスーパー・エスピオナージュに変身する。いわゆる少年スパイですな。

 つまり、キイナはフォトリーディングを使用して、その方面の専門家になる、現代のジョー90というわけです。

 能力を吸収するという点で、HEROESのピーター・ペトレリにも似ていますね。

 HEROESについては、この書庫の別項で書くつもりです。


 あと、こめかみを指で押さえてクルクル回す、あからさまな一休さんの模倣はご愛敬ですね。

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