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2008年12月21日 (日)

みわたす限り視野いっぱい アイマックス

 アイマックスをご存じだろうか?

 もともとは、カナダで開発された映画システムの名称で、要は、巨大フィルムで撮影された映像を、急傾斜の座席に座って巨大スクリーンで観るというものだ。


 わたしは、ワシントンD.C.のスミソニアン博物館で、初めてアイマックスをみた。

 確か、スタートレックのスポック役のレナード・ニモイがナレーションをつとめる、大気圏浮遊の映像だったが、素晴らしい迫力だった。

 どれほど目を見開き、意識的に視野を広げても(視点を前方に固定しつつ上下左右に意識を集中する)、かぎりなく映像が続き、リアリティがすごい。

 そこではスクリーンの概念はなくなり、まるで目の前に青い地球が浮かんでいるような錯覚に陥るほどだ。


 直前の、受付の女性の態度の悪さに大口論した記憶が吹っ飛んでしまった。


 幸いなことに、日本にたくさんのアイマックスシアターがある。

 と、思っていたのだが、先日、案外少ないことに気づいた。

 博物館に併設されているものもいくつかあるが、きちんとした劇場は、

  ●所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)
  ●名古屋港水族館(愛知県名古屋市港区)
  ●サントリー・ミュージアム(アイマックスシアター)(大阪府大阪市)
  ●スペースワールド(ギャラクシーシアター)(福岡県北九州市)

 ぐらいしかない。

 わたしは、日本のアイマックス・シアターでは、サントリー・ミュージアム
のものしか観ていないが、スミソニアンで観た時ほど感動しなかった。

 どうも、客観的なスクリーンサイズが小さいというのが原因のようだ。

 一度行って(おそらく初代ファンタジアだったと思うが)、あまり良くなかったので、それ以降、観にいかなかったのだが、先日、上記のように、現存するアイマックスシアターが非常に少なく、東京近郊にはほとんどない、ということを知り、本当に良くないのかを確かめてみたくなって、ふたたび出かけてきた。

 結論からいうと、これがなかなか良かった。




 上映していたのは、海洋3D映像だったのだが、今回は座った位置が良かったのだ。

 普通、映画は、あまり前に座ると、首が疲れたり字幕が見えなかったりするので、真ん中より後ろに座るのだが、アイマックスの場合それでは駄目だ。

 スミソニアンのものは、スクリーンが大きかったので問題はなかったのだが、日本では、スクリーンが小さいために、後ろに座りすぎるとスクリーンの端が目に入ってしまうのだ。

 だから、中列より前の中央がベストポジションとなる。

 ほとんどの観客も、前過ぎると見えにくいと思うのか、真ん中より後ろに座るので、ベストポジション付近はかなり空いている。


 アイマックスは、基本的に(科学館に併設されていることもあるが)学術映画が多いのだが、ハリウッドの娯楽ムービーもたまに上映されることがある。


 そういった機会をとらえて、一度(そして、ポジショニングを間違えていた人は再度)、アイマックスに足を運ぶことをオススメする。




 もちろん、学術3D映画(この間行った時は「海洋映画」と「ミイラの秘密」の交互上映だった)の映像もなかなか面白いし、なにより恋人と行くなら平均50分程度のアイマックス上映時間は、ちょうど手頃な長さだと思うのだが、どうだろうか。

 サントリー・ミュージアムは正月もやっているようだから。

 ただし、女性と行くときには上映時間を選ぶように。

 恋人と一緒に「ミイラの秘密」を観るのはチョットマズいでしょう。

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