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2008年12月23日 (火)

はらぺこ長寿

 昔から、わらしべ長者ってのはあるが、生命科学では、はらぺこ長寿が常識となりつつあるようだ。


断食をくりかえすと寿命が延びることは、すでにマウスの実験で知られていることだが、細胞生物学の京都大学西田栄介教授が、線虫を使った実験で、どの遺伝子が作用しているかを発見した」(2008.12.15付英科学誌「ネイチャー電子版」より)

「餌となる大腸菌を二日おきにしか与えない場合、線虫の25日の平均寿命が1.5倍になり、量を減らしただけでも、1.15倍になる」(同)


 というんだから驚いた。


 線虫って大腸菌を食べてるんだねぇ(ってソコかい)。


 つまり、単純に考えたら、人間も飽食せずに粗食で小食になったほうが、長生きするということなのだろう。



 確かに、そういったことは昔からいわれていて僧侶なども断食をしてきた。

 まあ、僧侶の断食は、自らの意思の強さを示し、なおかつ読経によって精神をハイな状況にもっていく方法でもあったと思うが(さらに護摩と称する精神に影響を与える香を焚くこともあるからね)。



 また、病気の時に、食を断つと免疫が上がるという説もある。


 だから、食を断つ場所も数多く存在するし、ガンの末期患者がワラにもすがる気持ちで、断食道場に籠もるという話も聞く。

 個人的には、病気に対して免疫を高めるために、栄養を断つことが本当に効果的かどうかは分からないのだが……



 しかし、寿命に関しては、実際にDAFー16という長寿遺伝子の存在が知られていて、今回、特定されたのは、断食によって活性化するRheb(レブ)遺伝子が、DAF-16を活性化することなのだという。



 今後の研究課題は、実際に断食をせずとも、飢餓状態だと細胞に錯覚させて、Rhebを活性化させることらしい。


 またまた、そんな楽して得取るようなことを考えているんだねぇ、人類は。

 延命を望むなら、せめて、その代償として飢餓感を感じなければならないんじゃないかな。

 でも、そうすると、人間のように脳が異常発達してしまっていたら、線虫とは違って飢餓によるストレスという負の作用のほうが大きいような気がする。


 いずれにせよ、これについては気になるので、もう少し調べてみようと思っています。

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