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2008年12月14日 (日)

わたしの手帳術1

 さて、いよいよ、わたしが長年、試してみて有効だった、「わたしの手帳術」を公開することにします。

 あ、「こうかい」を変換したら、先に「後悔」が出てきました。なんだか未来を暗示しているような気がしますね。

 が、その前に(いつも前フリが長くてすみません)、皆さんは、手帳を何のために使っていますか?

 世の手帳術の流れを見ると、大きく二つに分けられるような気がします。

 1.夢をかなえる手帳
   年明け、あるいは年度末になれば、もう、こういった手帳術に関する本が、
   本屋の入り口を埋め尽くさんばかりに並びます。
   わたしも、こういった本を数多く買い、読みました。
   内容はというと、まず「手帳の最初のページに自分の願望を書け」
   そして、本の通りにさえすれば、すぐにでも夢がかなえられる、と
   謳うのです。
   しかし、良く考えてください。手帳って、いつから魔法の道具になったの?
   便利ではあるけど、ただの「いつも持ち歩くノート」でしょう。
   いつしか、わたしは、こういった「手帳の魔法」を謳う人々を
   別項で紹介した「怪しげな水ビジネス」と同等ではないか、と思うように
   なったのです。
   否、科学で、はっきりと否定できないだけ悪質なのではないか、と。
   実際、世の中には、魔法手帳長者が存在するようです。
   なぁる。彼らにとっては、まさしく「金を生みだす魔法の手帳」なのですね。


 2.実務的なスケジューラー・備忘録としての手帳
   これは、1.「夢をかなえる手帳」以前に、主流となっていた手帳術です。
   人は忘れる。だから、忘れても良いように記録しておく。
   その記録を少しでも、わかりやすいように腐心するのが「能率手帳」はじめとする
   素直な手帳術ですね。



 で、わたしの手帳術ですが、結論からいうと、上の2タイプです。
 ただし、1より出でて2を過ぎ、まだ見ぬ3に向かう(向かいたい)タイプというべきものです。


 もったいぶらずにいえって?えーと、何から書けばいいのかなあ。

 ちょっと恥ずかしいから躊躇(ちゅうちょ)しますね。


 ご存じの方も多いと思いますが、わたしは自営業をしています。

 自営業には「自由な自営業」と「不自由な自営業」がありますが、わたしのは、まあ不自由な方でしょう。

 働かないと食べていけない自由業という意味です。

 不自由ながら、自分で自分の進む舵取りをせねばなりません。


 その舵取りをするための道具が手帳なのです。

 何度も、このブログで書いていますが、わたしは、基本的に、人の一生は「生まれてから死ぬまで」だと考えています。

 リーインカーネーションだの、浄土だのは、死んでからの楽しみに置いておくとして、今のわたしの人生観はそうです。

 死んでからの評価も、まあどうでもいい。

 なぜなら、わたしは、良く生きれば良く記憶に残ると信じているからです。

 だから、わたしの一生の目的は、「笑うこと多く、楽しく過ごして、元気に死ぬ」ことになります。

 そのために、一番大切なことは「まず健康であること」です。

 日に三度玄米を食べ、酢タマゴを飲み、メガビタミン摂取をしているのは、そのためのプラクティカルな行動でありますが、それ以上に大切なのは、日々、気持ちよく生活する、ということです。

 それは苦労せず生きる、ということではありません。
 生きていく上で、ストレスは必要だと思います。

 しかし、無駄な苦労とストレスは不要だし、したくない。

 だから、受けた仕事は出来る限り早く完了し、顧客とは良かったですね、と笑いあって仕事を終えたいのです。

 まずお客に喜んでもらいたい。その結果として、報酬を得たい。

 キレイゴトに思われるでしょうか。仕事はそんなに簡単なことじゃないよ、と。

 でも、会社でストレスに耐えて働くのも、わたしには簡単ではないように思えます。

 おなじ簡単でないなら、キレイゴトで苦労しようと、わたしは考えているのです。


 どこが手帳の話なんだとお思いでしょうが、ここからが手帳の出番です。


 まず、スバヤク仕事をするためには、優先順位を決めなければなりません。
 そのためには、今、何をするか、しているかを知っていなければならない。
 だから、手帳を見て、手帳に書き込みます。

 一日を元気で過ごして、笑って終えるために、その日あった「良いこと」を思い出して手帳に書きます。

 好きな文章カキで、少しでも他の人を楽しませている(かもしれない)と、感じるために、日々、目にするものの中からブログの材料をすくい上げ、切り取れるものは切り取って手帳に貼り、そうでなければ要点を写します。

 ここまでが「気持ちを楽しくする手帳の使い方」「情報を記録する手帳術」でした。

 以上でおわかりのように、わたしの手帳術は、基本的に一次元です。

 時間軸にそって、時系列に何でもかんでも手帳に書き付けていきます。

 ただ手帳(無印文庫手帳147円↓)の奇数ページ(見開き右)だけに日付を書いて、内容を書き込み、偶数ページ(見開き左)には、資料を100円のテープのり↓で貼り付けます。







 さすがに、月刊予定表がないと不便なので、これは、透明プラスティック板に電子基板作成用のミニルーター・ドリルで穴を開けた、手製「簡単カレンダー画き定規」で、1ページを使って、さっさと書き込みます。

 月の途中で手帳がおわったら、また簡単にカレンダーを書いて、スケジュールを写します。

 この、定規が、わたしの手帳術のワザの一つです。
 なんていっても、ただ文庫サイズ(A6)に切ったプラ板に穴がたくさん開いているだけなんですけどね。

 愛用する0.28ミリのuniSigno(ユニ・シグノ)で、ちょんちょんと印をつけて、線を引けばカレンダーのできあがり。簡単なもんです。

 そうすれば、下のようなカレンダーができる。↓



 さて、つぎに、さらに重要な手帳の目的「生産するための手帳術」に入ります。

 上の作業は、気分昂揚(こうよう)と、情報、材料のストックが目的でした。

 つぎは、材料を使って、なにかを(ゴミかもしれませんが)組み立てて行きます。

 わたしは、詞の添削や作詞もするのですが、ここでは、このブログをメインに話しを進めましょう。
 みなさんの、仕事での応用のヒントになるかもしれません。

 ここで、皆さんに謝らなければならないのですが、実は、わたしは、手帳一冊主義ではありません。

 もう、一冊使っているのです

 そして、この一冊と出会ったことが、わたしの手帳術に劇的な変化を及ぼしました。

 それが、無印良品の「週刊誌4コマノート・ミニ」↓です。




 これは再生紙使用のざらついたA5サイズのノート95円(88枚)なのですが、ポイントは、最初から、1ページに8コマのマス目が切ってあることです。

 カタログには、「絵コンテ、企画書構成、レシピ作成、todoリスト」にとありますが、わたしは、これを簡易マインドマップとして利用し、先の文庫手帳の情報から、何らかの生産物を生み出す器にしています。

 マスの中に、文庫手帳から「単語」を書き写し、その下に、単語からインスパイアされた内容を書きます。

 そのマスの横にも、同様に別な単語と連想された内容を書き、マス同士が並列ならば、「=」で結び、相反なら「対」を書き、流れがあるなら「→」を書いてつないでいきます。

 このブログのネタなら、だいたい1ページ・8コマ、あるいは見開き16コマで、内容をまとめられます。

 そして、詞を書き、ブログにまとめ、小説を書くのです。




 つまり「週刊誌4コマノート・ミニ」を、フィルター、濾し器として使うのですね。

 玉石混淆(ぎょくせきこんこう)な情報から使えるモノ取り出しブラッシュアップする。
 
 こういった使い方は、ビジネスマンのプレゼン案などにも使えるのではないでしょうか。

 マインド・マップについては、あまり詳しくないのですが、別項で書こうと思っています(それほど効能を信じてはいないのですが:ちょっと使える道具ってことですね)。

 あと、もうひとつだけ、わたしの手帳を(たぶん)他の手帳と違うものにしているモノがあるのですが、それについては、いずれ別項で。


 次回は、インターネットなどの電子情報の発達する中、新聞や本、手帳などのレガシー・メディアの持つ意義と、昨今ハヤリの「手帳とコンピュータを(なんだかムリヤリ)連動させる手帳術」について書きたいと思います。

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