赤い風車 観てしまいました。
トゥールーズ・ロートレックに関しては、書きたいことがたくさんあります。
前にも書きましたが、わたしは孤独な男が好きです。
その意味で、ロートレックほど孤独な男は少ないのではないかと思っています。
その意味で、ロートレックほど孤独な男は少ないのではないかと思っています。
もちろん、見かけ上、ロートレックは、陽気で冗談が好きで、美食家で、女好き。
天下の勘違いオペラ「ミカド」もかくやの「公家写真」など、自らを道化にして人を楽しませよう、そして自分も楽しもうとする娯楽の権化……
でも、彼の本質は、そうではない。
高名な貴族であった見栄えの良い両親から生まれた、不完全な己(おのれ)の肉体を誰よりも憎んでいたのは彼自身だったでしょう。
彼の人生を知るものであれば、誰であろうとそれは否定できない。
今、書くのはここまでにして、ロートレックについては、また日をあらためて、書くことにします。
| 固定リンク
「 銀幕のこと(映画感想)」カテゴリの記事
- コロしてもいい奴 ~最強ゾンビハンター~(2016.02.21)
- 実写はベツモノ ~進撃の巨人(しょのいち)~(2016.02.15)
- 惜しい! ~ファンタスティック・フォー~(2016.02.09)
- ひょっとしたら最強? ~アントマン~(2016.01.29)
- マナーが紳士をつくる ~キングスマン~(2016.02.04)
コメント