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2008年11月 2日 (日)

イイクニつくったか? 鎌倉探訪5(Last) さらば江ノ島

 もうちょっと見ていたい、と、後ろ髪をひかれる気持ちで大仏をあとにして、江ノ電長谷駅に向かった。

 あたりは、まだ明るいが、秋の陽はつるべ落とし暮れていくものなので油断はできない。

 なんとか、陽の沈む前に江ノ島に戻って夕景を撮りたかった。

 その一念で、つい早足になる。
 
 下り坂でもあったため、思ったより早く長谷駅につくことができた。

 平日、夕方の江ノ電の本数は多く、すぐに江ノ島行きがやって来る。

 市電に似た狭い車内で、つり革につかまり、景色を眺めていると、稲村ヶ崎あたりで海が見えた。

 暗くなりつつあるカワタレドキ、海の中に何か黒いものが、幾つも突き立っている。

 何かと思ったらサーファーだった。

 そういえば、江ノ島駅に行く途中に何人もの熟年サーファーを見かけた。

 日本も、白髪を茶髪に染めてサーフィンにうち興じる熟年セダイが、多く現れるようになったのだなぁ。

 思えば、稲村ヶ崎とはあのクワタケイスケ監督稲村ジェーンの舞台であったか。

 夕刻の海、三々五々と並んで立つ黒い人影、といった構図を、どこかで見たことがあると思ったら、東宝の「海底軍艦」に出てくる、ムー帝国人(今と違って、当時はムゥと下がる発音をするのだ)が海底から現れるシーンに似ているのだった。




 江ノ島駅につき、海辺を目指す。

 行く時はあまり感じなかったが、駅から海辺まではけっこうある。

 半分駆け足になって、海辺と富士山が見えた瞬間にシャッターを切った。

 アングルが悪かった。

 しかし、もっと画角の良いところに着くまで残光があるかわからないのだ。



 やっと海辺に出て、富士山を撮ったが、光量不足は否めなかった。



 まあ、撮れただけでもヨシとしましょうか。

 だいたい、身軽さを優先して、メインの一眼レフも、サブのコンタックスも持たず、デジタル・スナップカメラだけ尻ポケットに突っ込んでの散策なのだ。

 贅沢はいうまい。いえまい。



 ネコに餌をやり、自作LEDライトを手に江ノ島へ向かう。

 出来れば明るいうちに行きたかったが、仕方がない。

 ヒトは何もかも手に入れることはできないのだ。

 江ノ島からは、数多くの帰り客とすれちがった。ほとんどが男女のアヴェックだ(えーと、今はカップルっていうんだったっけ?)。

 江ノ島着、午後5時25分。延々と続く坂を見上げて6時閉園の展望台はあきらめる。

 ともかく、行けるところまで行ってみようと、青銅の鳥居(せいどうのとりい)をくぐり、海の幸の焼かれる参道を登っていく。

 日帰り入浴できる温泉などもいくつかあり、やはり、もう少し早くくるべきだったカモ、とちょっと後悔する。

 江ノ島神社の入り口あたりには、もはや人影はなく、明かりもすくない。

 右手をみると、真っ暗な中に、「エスカー乗り場」の文字が……

 これが有名な江ノ島エスカー(レーター)なのだ。

 初めてエスカーというコトバを聞いた時には、なにか流線型かつ楕円形の未来的な乗り物をイメージしてしまった。だって、カーってでしょう、フツー

 ま、じっさいは上の通りのレーターをとっただけのものだったわけだが、それでも、ゲンブツを見てみたかったなぁ。

 もちろん、今は動いていない。中も見えない。人もいない。


 仕方がないので、PSPみんなの地図3+GPSを頼りに、サムエル・コッキング苑を目指す。

 何人かすれ違う帰り客は、やはりカップルばかりだ。

 かなり長い階段を上って、やっと公園の入り口が見えた。

 当然ながら、閉園されている。

 仕方がないので、しばらく椅子に腰掛けて休んだあと階段を下った。

 帰る道すがら、数多くのネコをみかけた。

 皆、一様にのんびりと落ち着いた顔をしている。

 声をかけると、返事するノンキ者もいた。

 どうやら江ノ島は、良い島らしい。




 ところで、江ノ島には、江ノ島、江の島、江島の3表記が併用されているが、いったい、どれが本物なのだろう。

 時代物で使う時は江ノ島にするが……と思って調べてみると、ここに説明がありました。

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