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2008年2月26日 (火)

遅ればせながら「逆転裁判」123完了

 先日、逆転裁判GBA版、1,2,3を一気に終了しました。

 多少、ひっかかる大げさなリアクション(まあ、ファンはそれが良いといいますが)、穴のある推理、無理な展開、と欠点は多いのですが、どのシリーズも、ラスト付近での盛り上げ方がうまく、終了後に来心地よい達成感を残してくれます。


 これが人気の秘密かな。





 記念すべき第一作。実をいうと、逆転裁判は携帯電話で最初にプレイしました。

 逆転裁判1の第一章でだけ限定でしたが、揺さぶり、突きつけともにバイブレーションが利いて結構たのしめました。

 重要なキャラクターのはずの、先輩弁護士(本人は師匠といっているが)綾里千尋が、いきなり死んでしまうので、少なからず驚きましたが、その後出てきた妹、綾里真宵の特性のおかげで、もう最初に出てから6年以上も経つからネタバレもないでしょう、はっきりいうと霊媒体質のおかげで、彼女はこの世に復活し、幾度となく主人公の危機を救うことになります。

 これって、設定はどっちが先だったんだろう。
 霊媒を物語に織り込むのとヒロイン(セカンド・ヒロイン、かな)を殺すのと。

 新米弁護士が、所長(綾里千尋)の死でいきなり独り立ちせざるを得なくなり……としたかったために、綾里千尋を殺してしまったものの、まだ頼りない成歩堂龍一(なるほどうりゅういち)をサポートさせるため、つまりはプレイヤーをサポートさせるために、妹を依代(よりしろ)として彼女を復活させた、このあたりだろうか。

 しかし、死者が復活できるという事象を事実として世界観に入れてしまった時点で、「逆転裁判」は大きな弱点を持ってしまうことになるのではないか。

 そのゲームの存在すら脅かすほどの弱点を。

 最初はそう思ったのだが、逆転裁判はそれをうまくクリアしていた。


 それは、このゲームの目的が、犯人逮捕ではなく、疑われた人物(無実)の無罪立証だからだ。

 犯人を知るだけなら、被害者を呼び出して犯人を尋ねれば良い。

 だが、主人公が為さねばならないのは、確かな証言物証を用いて被疑者を無罪にすることなのだ。

 霊媒が被害者を呼び出して証言しても、裁判官は証拠として認めない

 その点で、このゲームは、正しく法廷ゲームなのだ。

 後の「逆転裁判3」では、霊媒であるからこそのトリックも使うようになる。

 まあ、しかし、制作者側にとって、こういった「非科学的」な事象の存在は、やはり気持ち悪かったようで、これ以降、綾里真宵は被告になったり誘拐されたりときちんと事件と関わることが少なくなる。

 もっといえば、新章と称する「逆転4」では、その反動か、科学捜査導入化の大見得を切っている。






 真実を告げない人物に、法廷外で秘密を聞き出す「サイコ・ロック」システムが登場。
 また、1で消えた狩魔(カルマ)検事の娘も登場。

 法廷で鞭をふりまわすというありえない行動も、一部の人に備わる(らしい)美人に鞭打たれたいという欲望を、ピンポイントで衝くうまい造り。

 特に、2の最後の彼女の言動で、一気にファンをつかんだのだろうな。
 狩魔 冥というこのキャラクタには、コアなファンが存在する。







 伝説の、いや奇跡の、いやありえない法の番人ゴドー検事登場。
 過去と現在の事件を交互に配置し、「逆転裁判2」で撒かれた犯罪の種が芽を吹き、事件が起こり、悲劇の結末を迎えます。

 3で、逆転裁判は完結ということで、1,2の事件ともに3におけるラストの事件繋がっています。

 逆転裁判は、3で終わりです。

 ですから、この次に制作された4に、1−3の続きを期待するのは酷というものですが……まあ4については何も言いますまい

 完全に別物として考えれば良いのです。

 しかし、プラットフォームがDS(ダブルスクリーン)になったことで、4の売れ行きは凄いようですね。





ファンの多い、ゴドー検事

 ファンサイトで、誰かが「できればゴドー検事に告発されたい」と書いていて笑ってしまいました。

 が、わからないでもないな。

 その剣で俺を突き刺してくれ!みたいな感じでしょうね。

 わたしも、日に20杯以上珈琲を飲むが、彼の場合はもっとすごい。

 法廷でカウンターの上を滑らせたカップを受け取り、喉仏を鳴らしてごくりと一杯

 かつて、タレーランが云ったように、

悪魔のように黒く 地獄のように熱く 天使のように優しく 恋のように甘い」珈琲を、続けざまにあおりながら、意味深かつ意味不明な言動を繰り返す。

 そしてラスト、愛する者を護れなかった悔恨血の涙


 ゴドーの台詞を丁寧に拾っているサイトがあります。


 さらに、

 なぜ 成歩堂を憎むのか?

 なぜ、珈琲を大量に飲むのか?

 など、魅力的なナゾが目白押しです。



 バックで流れる「ゴドーのテーマ」もアダルトな雰囲気で秀逸。

 最初のうちは、妙にアダルト過ぎる音楽で、聞き慣れるまでとりとめがなく感じられる曲だったのだが、最終章にいたる頃には知らぬ間に鼻歌が……。



 ご存じのように、逆転裁判シリーズは、音楽もシンフォニー版ジャズ版が発売されている。

 実際のコンサートも催されていて、チケットは完売だそうな。すごいなぁ。



 いわゆる主題曲としてのヒロイン?綾里真宵のテーマも良いが、やはりゴドーのテーマが際だっている。

 かぶらやのデータ保管庫に、ゲーム画面でのゴドー検事の勇姿テーマオーケストレイションジャズ版のyoutubeリンクを貼っておきますので、見てください。

 特に、フランス語版のプロモーションビデオは必見です。


 最後に、ここには、逆転裁判のキャラクターに異議を叫ばせるフラッシュがあります。

 ひと呼んで「逆転裁判・異議申し立てジェネレーター」

 秀逸です。

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