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2008年1月16日 (水)

FONについて


 前回書いたPSPのスカイプ対応で、FONについて触れたので、少し書いておこう。http://www.fon.com/jp

 FONとは、ひとことで言えば「無線LANを利用してインターネット・アクセスを会員相互で共有するシステム」だ。

 具体的にいうと、ある個人がFONで売っている無線ルータを買って、自分の家のADSLモデムにつなぎ、その旨をFONに登録する(実際は、機械を買えるのは会員のみだから登録が先)。

 そのルータは家の周り二十メートル程度(公称ではもっと飛ぶことになっている)に電波を飛ばし、誰でもそのルータに接続できる。

 接続した時点で、IDとパスワードの認証が行われ、パスした者だけが、そのルータ経由でインターネットを利用できるのだ。

 接続可能なIDとパスワードは、(日本の場合)アクセスポイントを開設した会員のみに与えられる。


 こういった、自らがアクセスポイントを開設することで、他の会員のポイントを利用できるGIVE&TAKE形式の相互接続会員は「Linus」と呼ばれる。現時点で日本はLinus会員のみである。


 他の国では、アクセスポイントの開設なしで利用だけする「Alien」や、開設だけして自分は利用せず、アクセスポイント使用料の50パーセントを受け取る「Bill」といった会員も存在する。
(日本でAlien、Billが存在しないのは、『電気通信事業法』の規制のため)


 ざっと考えるだけでも、こういった『ゆるやかな相互依存による広範囲ネットワーク化』は、現在のネット世界およびその利用者たちと相性が良さそうだ。


 大手資本の面々、いわゆるエンジェルたちもそう考えたようで、2005年11月の設立(スペイン発のサービスなのだ)以来、すぐに2006年2月 Google、Skypeなどが合計で1,800万ユーロ(約25億7,000万円)を出資して一気にグローバル化した。

 さらに、一朝事有れば突っ走るテンション民族である日本人にかかれば、こういった組織の展開の素早さは凄まじいまでである。

 日本では2006年8月にフォン・ジャパンが設立されて以来、たちまち本家や諸外国をゴボウ抜きして、2007年10月より世界で一番FONスポットの多い国となった。


 ちなみに、FONの利用者はFoneroと呼ばれる。


 「個人が家庭で開設するアクセスポイント」という性格上、都会の職場でのアクセスに利用できるものではない。
 そういった接続は公衆無線LANに譲って、それらがカバーできない住宅地を補間するものとしてはかなり有効であると考えられる。


 ああ、そうだ、長々とFonの説明をしたのは、次の事をいいたかったからだ。

 FONの認証なしで閲覧可能なサイトが存在する。
 その中にwww.skype.comが含まれるため、Webブラウザでの認証なしでSkype Phoneは使えるんですね。
 理由は、出資してるからなんでしょうか。

 つまり、PSPを持って住宅地を彷徨えば、誰でもスカイプができるってことなんですよ。

 まあ「だからどうした」って言われたら、何も言い返せないんですが。

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