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2007年12月 6日 (木)

さこにゃん

 仕事の関係で、先日、島左近の歌を作詞した。

 島左近といえば、隆慶一郎氏の「影武者徳川家康」ぐらいでしか知らなかったため、作詞にあたって、資料を調べようとネット検索してみても、それほど資料は出てこなかった。

 いかに小説等の資料が少ないかということは、Yahoo、Googleともに、ヒット数が少ない上に、リスト上位から4,5番目に、「北斗の拳」の原哲夫作「SAKON」が出てくることからわかる。

 歴史読本の別冊はともかくとして、コミックが検索上位にくるというのは相当なことだ。

 たしか「SAKON」は、原氏の「影武者徳川家康」の続編だったはずだと思い、近くのコミック喫茶に行き、全巻読み通したが、当たり前だが、小説「影武者徳川家康」以上の知識は得られなかった。

 最終的に、良く知られた左近の経歴、つまり、奈良県平群出身で、もと郡山市の筒井順慶の武将であり、順慶の息子定次とソリが会わずに世に出、後に石田三成に三顧の礼で迎えられて関ヶ原で討ち死にした(しかし、本人が見たらきっと怒るような適当な略歴だな)という話をベースに作詞した。

 その際に、三成が禄の半分で左近を召し抱えたという逸話や「治部省(三成)に過ぎたるものふたつあり、島の左近と佐和山の城」という歌を参考にしたのだった。


 それから数日後、ある人物から、「今、ひこにゃんより有名な、さこにゃんを知ってますか?」と尋ねられた。

 詳しく聞いてみると、あの人気者、彦根城のひこにゃん(国宝・彦根城築城400年祭キャラクター:http://www.hikone-400th.jp/hikonyan/)とよく似た、島左近の「さこにゃん」なるキャラクターが作られ、ゆるキャラ着ぐるみまで、こしらえられているというのだ(正式名称:しまさこにゃん:http://uzumasa-tv.jp/medias/show/26)。

 と、そこまで聞いて思い出した。

 確か、映画村のおみやげで、そんなキーホルダーがあったような気がする。

 調べてみると「しまさこにゃん」は、ひこね「街の駅」寺子屋 力石のマスコットキャラであるらしく、作者は山本ひまり、着ぐるみは、映画村のイベントなどで使われることもあるとのことだった。

 だから映画村の売店で関連商品が売られていたのだ。

 なぜ彦根あたりのマスコットになったかというと、先に書いた歌の中の「佐和山の城」があるのが彦根近辺だかららしい。

 先の、彦根城築城400年祭に便乗?して、生誕地でなく、流れ着いて暮らした土地が、先にゆるキャラを作ったということなのだろう。

 残念なのは、好みの問題もあるだろうが、さこにゃんが、ひこにゃんほど魅力的でない点だ。

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