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2006年2月22日 (水)

PKD逃亡!!


 わたしを含め、ファンにとってみれば、PKDといえば、この世でたった一人の人物を指す。

 フィリップ・キンドレッド・ディック。

 麻薬中毒者にして作家。

 読むにつれ、足下から現実世界のリアリティが崩壊していく感覚を感じさせてくれる希有の作家……だそうだが、確かにそういったところもあるし、それはディック作品の大きな特徴ではあるだろうが、わたしにとっては、それよりも、最低のクソ未来を創造し、今の世界がやがてそれにつながっているのだと、リアリティあふれる文章で怖がらせてくれる奴(作家)なのだ。(*)

(*)ディックの名を知らない人も、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」=>「映画ブレードランナー原作」や、他の映画「スクリーマー」「にせもの」などはご存じだろう。


 もっとも、その文体は、もと純文学を志した男だけあって、なかなかに難解だ。

 というか、あまり平均的アメリカ人が使わない単語を使うのだな。

 だから、他のSF作家、ブラッドベリやハインライン、あるいは映画のノベライズ品のペイパーバックを読むつもりでディックを読もうとするとかなり苦労する。

 原書で読むなら、まずディック以外から始めたほうがいいだろう。


 で、今回のトピック。

 そのディックのレプリカントが逃亡したのだという。

 これはショックだった。

 なんということだ。ディックのレプリカントが作られていたなんて。

 すぐに賞金稼ぎ(ブレード・ランナー)を呼集してディックを探すのだ。

 って、これは別にジョークでもなんでもない。

 生前のディックを型どったレプリカント……立体肖像画ともいうべきものが、輸送途中、何者かによって盗まれたのだという。

 しかし、ショックなのは、その出来具合だ。

 生前のディックを知るものにとって、気味が悪いほど似ている。

 これなら皆ほしがるなあ。

 あるいは、熱狂的なファンによる犯行なのか、あるいはファンへの売り込みを当て込んだ者の犯行なのか?

 まずは、以下のサイトで写真を見て欲しい。

  http://japanese.engadget.com/2006/02/15/pkd/

 ディックファンなら、気味が悪いほど似ている方が買い手がつくぜ。

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