« 人工無能「志乃ちゃん」登場 | トップページ | 電話交換 »

2006年1月21日 (土)

創刊号(のみ)を買え!




 皆さんは「ディアゴスティーニ株式会社」という会社をご存じだろうか?
 おそらく、ほとんどの方はご存じあるまい。
 
 だが、実は、彼らの製品(製本?)を多くの方は本屋で目にされているはずだ。

 本屋の結構目立つところ、おそらくは出入り口からちょっと入ったあたりに、平積みにしておかれているMOOK形式の本。
 中には、百科事典か……と見まごうばかりのかさばるモノもある。

 そのタイトルは「週間 世界の昆虫」「ゴールデン ポップス」「週間 タイタニック」「ドール・ハウス」。

 最近では、「戦艦大和をつくる」や「美空ひばり 心の歌」そして、今回ご紹介しようと思っている「日本の100人」など。

 タイトルを見ても分かるように、アタマに『週間』がつくというのが共通項なだけで、ほとんど関連のない分野を並べているのが凄い。

 あ、『週間』すらつかないものもある。これじゃ全くの出鱈目だ。

 まあ、ウェブサイトは以下だから、詳細はそこでみてもらうとして、

  http://www.deagostini.co.jp/

 あまり意味もないとは思うが、タイプは大きく分けて下の四つがある。

1.「製作モノ」
  これは、タイタニックや戦艦大和などのパーツを、小分けにして毎週付録につけて、最終的には巨大模型ができるというもの。気が長い。
 ネット検索してもらえばれわかるように、かなり多くの人がこれに手を染めているのに驚いてしまう。だが、もっと驚くのは、その中でもかなりの人数がコツコツと作り続けていることだ。
 彼らが一様に口にする不安は、「少しでも本の郵送が遅れたら(彼らの多くは、二週間に一度、二冊分を郵送してもらう方法をとっている。間違っても買い逃さないように)、もう二度と来ないのでは、規格がポシャったのでは、と心配になる」ということだ。

 そりゃそうだろう。八割方完成したタイタニックなり、戦艦大和なりのパーツが、「本社方針の転換のため廃刊」されたらイカれているようなもんだ。

 まあ「ドールズハウス」ものなら単発が多いのであまり困らないかもしれない。


2.ちょっとトリビアっぽい、コアなファンが多い分野。これにも大抵付録がつく。
 
 ex.)「世界の昆虫」「ゴールデン・ポップス」「美空ひばりの歌」
    「鉄道」「Human Body」「ビジュアル 日本の歴史」など。

3.生涯教育を睨んだ趣味の分野

 ex.)「水彩画でかく」「LET'S PC LIFE」「わが家で和食」など。

4.人気テレビシリーズに、オンブにダッコした解説集

 ex.)「隔週刊 Xファイル」「スタートレック ファクトファイル」など。

 実はわたしはこれのスタートレック〜を創刊号から購入し続けている。
 もう百号を越えているから、一冊500円として……五万円以上!
 問題は、いつやめるか、という決心が、なかなかつかない点だ。
 本当に、もう辞めよう。

 しかし、今更辞めたら、今まで揃えたコレクションが無駄になりそうで……。

 ……本筋から外れました。

 つまり、何が言いたいかというと、まず、写真の値段を見て欲しいのです。
 なんと、190円。
 でも次回からは一冊500円になります。
 「タイタニック」も創刊号は300円ほどでした。でも二号からは、なんと1500円!

 この、コドモでもわかるあからさまな戦略はどうでしょう。
 創刊号を安くして、ダボハゼのように食いつかせ、後にモトをとる。

 だからこそ!
 そう、声を大にして、わたしは言いたい。

 だからこそ、余人は知らず、わたしは、そんな愚かな誘いには乗らない、ということを広く天下国家に示すために、タイトルにあるように、創刊号だけを買って、二号以降は買わないのです。

 すでに、その時点でテキの術中にはまっているという気もしますが……まあ良いでしょう。
 という方針の下、かなり多くの創刊号を買っています。
 さすがに「ゴールデンポップス」だの「「LET'S PC LIFE」は買いませんが。(ポップスも、バグルスの「ラジオスターの悲劇」なんかが入ってると買ってしまうかも知れないけど)

 さて、今回ご紹介するのは、「日本の100人」シリーズ。

 写真でもお分かりのように、創刊号は織田信長。

 信長といえば、この間まで、朝日新聞に連載されていた、佐藤賢一の「おんな信長」は結構面白かったので、一冊にまとめられたら購入するつもりです。
  (佐藤賢一については、「小説カテゴリ」で、「王妃の離婚」について書く予定)

 さて皆さん、いったい、日本の100人って誰が入っていると思います?
 もちろん、あなたもわたしも入っちゃいない。

 おもむろに本を取り、数ページ繰ってみると、まず目に飛び込んでくる名前、をを「卑弥呼」
 これは、仕方ないな。

 その他、

 坂上田村麻呂、紫式部、北条政子、後鳥羽上皇、

 ずっと下って、

 武田信玄、松尾ばななじゃなくて芭蕉、徳川吉宗、勝海舟、岩崎弥太郎、板垣しすともバキ続く、じゃない板垣退助、津田塾大の津田梅子、高橋是清、

 これは外せぬ東条英機、日本のシンドラー杉原千畝……

 あれ、手塚治虫?力道山?石原裕次郎?なんだかおかしいぞ。

 黒澤明があるのに、世界のオヅがない。

 確かにテヅカは好きだし、偉大だと思うが、日本の100人なのか?
 だったら、東海林サダオは外すわけにはいかないはずだ。

 といった、どういう選択基準なのかよくわからない日本の100人。

 今なら本屋で190円で売ってます……って、アフィリエイトプログラム並だな。

 いや、買わなくていいから、手にとって選ばれた100人を確認すると面白いかも知れないということです。

|

« 人工無能「志乃ちゃん」登場 | トップページ | 電話交換 »

森羅万象気になること」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 創刊号(のみ)を買え!:

« 人工無能「志乃ちゃん」登場 | トップページ | 電話交換 »