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2005年9月19日 (月)

朝、ゲートの開門を待っているときに気づいたこと


 朝五時から九時まで、北ゲートの前で待っていて気づいたことは、若者のほとんどが、ポータブル・ゲーム機で遊んでいたことだ。

 男女の区別無く、話もせず、奪い合うように交互に。

 だいたいの待ち位置が決まると、各人が示し合わせたように、さっとマシンを取り出して遊び始める。

 もっとも、それ以外のほとんどの人々は、携帯電話のメールを書いているか、実際に電話で現状報告していたのだが。

 六〇代の老人だけが、新聞を読んでおり、漫画を含め、本を読んでいる者は皆無だった。

 道具なしに時間をつぶせないって、ちょっとどうかな。

 内省する材料を、少しでも多く持っているなら、ためつすがめつそれを吟味して、いくらでも外部の遊具なしに時間をつぶせる。

 必死でゲームボーイアドバンスやPSPに興じるまわりの男女を見て、ぐずる子供をおとなしくさせるために、親が与えたゲーム機で、必死で遊ぶ小学校低学年の児童のイメージが重なり、少し寂しい気分になった。

 じっと内省できないなら、せめて漫画でもいいから本を読んだほうがいい。

 もっとも、全員が四季報や六法全書を読んでいたら気持ち悪いだろうが。

 日系プレジデントやDIMEなんか嫌だし、小林秀雄なんか読んでいたら取り上げて、引きちぎりたくなるかもしれない。

 やっぱり、待ち時間には、門田泰明の黒豹シリーズあたりが適当なのではなかろうか?
 (門田氏は、今は半引退した状態だが、クロヒョーは、昔はキオスクに必ず置いてあった怪作だ。総理大臣直属の特命検事である自意識過剰な主人公と、作者が醸し出すちょっと鼻につく正義感、そして美人秘書との不倫まがいのアバンチュールが、作者の少々子供っぽい筆致とあいまって、なかなか味のある作品だった)

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