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2005年7月26日 (火)

アザーズ

「オープン ユア アイズ」のスペイン人監督アレハンドロ・アメナバールを、トム・クルーズがハリウッドに呼び寄せ、自分の制作で当時の妻を主演に撮らせた作品です。
 トムクルーズの前夫人、ニコール・キッドマンが、1945年頃の、タイトで清楚な服装に身を包んだ寡婦を演じています。
 少し冷血な感じはするものの、相変わらず、その美しさは際だっていて、いわゆる、恐怖に大口を開けて叫んでいても美しい、という希有な美形ぶりはこの映画でも健在です。

 もともと女性の怒った顔は、いきいきとして(もちろん人にもよりますが)好きなのですが、キッドマンはその点でも申し分ありません。
 きゅっとつり上がったブルーの瞳が、怒りで緑色がかって見える表情は、なんともいえず美しく、クルーズは、彼女の怒った顔を見たいがために、何度か夫婦げんかをしたのではないか、などと勘ぐってしまうほどです。
 もちろん、冗談ですが。

 個人的には、表情に、もっと暖かみのある女性が好みですが、どの角度から観ていても、見苦しくない女性が、画面で動くのを観るのは楽しいものです。
 最近は、そうでない女性(マガイ)がスクリーンに跋扈することが多いですから。

 ストーリー自体は、「オープンユアアイズ」を撮った監督とは思えないほど一本調子で、途中から最後のオチが見えてしまう程度のものですが、女性が美しくおののく姿を、フイルムに定着させたひとつの好例として、必見といえば必見の映画です。

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